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@下北沢OFF・OFFシアター
ある男が感染した「新型エロナウィルス」
昔から密かにあるウィルスらしいが、
その感染経路などは未だ分かっておらず、
一部では超濃厚接触という噂話が流布している。
味覚と嗅覚を失った男は、
会社からの自宅待機が解除されず、苛立っていた。
そんな男を見かねた妻が提案する。
「アパートの駐車場に食卓を出して仕事すれば?」
腐敗臭がうっすら臭い続ける駐車場で、
男は”何か”を隠し
”何か”を待ち続ける。
そこにやってくる、”何か”を抱えた大人たち。
令和時代に描かれる、滑稽な大人たちの不条理演劇。
⻄沢 栄治
演出家
Nishizawa Eiji
2000年、プロデュース形式の JAMSESSION にて演出を始める。
ギリシャ劇や歌舞伎などの古典から現代劇まで、
まっすぐに芝居をつくる心意気で活動中。
大胆かつ緻密に、その作品に纏わりつく空気を大事に作り上げていく。
2004年、日本演出家協会主催の
「若手演出家コンクール 2003」にて最優秀賞を受賞。
過去演出作品には、『フランドン農学校の豚』『楽屋』
『雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた』、
「喜劇昭和の世界」三部作シリーズ、『天保十二年のシェイクスピア』
『わが町』『四谷怪談』『夏の夜の夢』
『ヴェニスの商人』『牡丹燈籠』『女の平和』 など。
近年では、椿組花園神社野外劇『贋・四谷怪談』や
新国立劇場主催こつこつプロジェクト「あーぶくたった、にいたった」
本多劇場での「十二人の怒れる男」 などを演出している。
1987年生まれ 滋賀県在住 2014年から『やまなみ工房』に所属 彼は立体造形と絵画を主として、その時々気の向くままに同時進行で制作に取り組んでいく。立体作品では、ボール紙やテープを用いてロボットや戦艦、戦闘機を作り、ドアの開閉扉や可動域等、ギミックを用いて完成度を高め、細部にまでこだわり緻密に再現していく。絵画で描くものは城や塔等、建造物が中心で、マーカーを使用し下部から交差する細かな線を上へと積み上げていく。まるで建物が構築されてゆく様を見ているかのようだ。平面でありながら奥行を感じる絵は、彼独自の遠近法で計算され描かれたものである。
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